投資リスクから見えてきたもの ~ダウ平均、史上最大の下落~

2018/02/19

このブログを書いているのは2月18日現在、先週末2月16日、

日経平均終値は前日比255円27銭高の21,720円25銭で取引を終えている。

大発会より日本株市場の上昇相場も続いて1月23日には24,124円15銭とバ

ブル崩壊後の戻り高値更新となり先々、強気な予想しか聞かれなくなったポジ

ションより2月に入り一転することとなる。

 

2月5日月曜日、日経平均は前週末のダウの急反落を受け592円45銭安と下

げ幅を広げて終える。

そして翌日、前日のダウ平均が1,175ドル下落し史上最大の下落幅となった。

この影響を受け世界同時株安、日経平均も前日比1071円84銭安の2万1610

円24銭で取引を終える。

取引時間中には下落幅が1,603円まで広げる時間も有り、バブル相場崩壊の声

も聞かれ始めた。

 

その後、多少の反発を挟んで連日下げ続け2月14日には一時大台の2万1000

円を割り込む場面も有り前日比90円51銭安の2万1154円17銭で終える。

 

日経平均

(出典:岡三オンライントレーダーズ)

 

この間、僅か3週間あまりで3,000円もの下落幅となりブラックマンデーの再

来とも煽られる。

 

ただその後、若干反発して先週末を終えることになるが、冒頭の通りである。

 

 

私も投資商品に関わる仕事をしている関係上、株価は注視しているが今回の暴

落には、何か実感が沸き辛いどうも理解出来ない怖さを感じていた。

「相場は相場に聞け」と言われるとおり、

相場の理由は全て後付であるのだが今回、これほどの急落の理由には足りない

ものを感じていた。

 

同様に今回の急落相場から、自分が考えるものより想定以上に大きく投資に対

しての恐怖や不安を強くさせてしまった人が多いのではないだろうか。

確かに昨年末からのNYダウの連日の最高値更新や日経平均の高値更新から近

いうちに調整は入るだろうとの予想はしていたと思うが、アメリカの強い経済

指標や日本企業の大幅な増収増益、超金融緩和継続による日銀買いによる株価

下支えを考えるとこれほどまでに下がるだろうかという怖さを感じた人が多い

のではないだろうか。

 

人の心理として先が見えないもの、理由付けが出来ないことに対しては、

もの凄く不安や恐怖を覚えるのだが常であるがそういった感覚である。

 

 

がしかし先日、今回の要因は「VIX」が不正操作された疑いがあるとして、

米国の証券会社で作る金融取引業規制機構(FINRA)が調査に乗り出している。

 

この「VIX」とは、投資家の不安心理の大きさを示す恐怖指数といわれるもので、

この指数をもとにコンピューターによる株式の自動売買も行われ、株価に大き

な影響を与えるものである。

最近では、AIの進歩により取引も指数の変動に合わせて自動売買される金額が

膨大になっているが、「VIX」もその重要な指数ともなっている。

「VIX」が上がれば、大きく株が自動的に売り込まれるので、この指数が急騰す

れば、株価は急落する。

 

よくわからんグラフ

(出典:Chart Park)

 

あくまでも私の直感であるが、今回の一連の暴落はこの不正が働いているもの

とみている。

それならば今回の暴落も十分に納得出来る。

 

これが事実なら大事件であるが、仮にそうでなくてもこの暴落でコンピュータ

ーを駆使して情報操作されてしまうものが株式に限らず、投資の世界でも比重

が凄く大きくなっていることに気付かされることとなった。

 

身近なものならば、昔からある仕手筋による株価操作や勿論カリスマトレーダー

のツイッターでのつぶやきによる急騰や急落。

 

最近起きた仮想通貨ネムの盗難、

ブロックチェーンだから安心だと思って投資していてもコンピューター内で資

産が消えてしまう。など

これまで投資のリスクとは、

収益性、将来性、流動性などとあたり前のように言われてきたが

それももう過去の話になっていくのかもしれない。

 

これからのAI時代においてコンピューター上のデーターだけで取引される最

大の投資リスクはコンピューター上の情報操作になってきているのかもしれな

い。

 

とまでいうと大げさすぎる気もするが(笑)。

それならば、いっそコンピューター上のデーダー取引でない

レトロ?(笑)な実際にものが有る現物投資が安全かもしれない。

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